コラムN0.2「コモディティ化する住宅」

先日、ある住宅専門家と今年の住宅業界傾向を振り返りました。
 

そこで共通話題になったのは「住宅のコモディティ化」です。
こんなことは十数年前からつとに言われてきたことだとは思います。
しかし、それが「ますますひどく(?という表現が適切か分かりませんが)なっている」という話です。


結論から言えば、クルマ以上にコモディティ化している。
まだ自動車については、消費者の中でブランド意識が分かれている。


トヨタがいい人はトヨタディーラーに行くし、ホンダがいい人はホンダの営業所に行く。
それは消費者の頭の中の自動車ブランドがまだ区別されて認識されている証拠です。


しかし住宅の場合、消費者の頭の中で、果たしてここまでブランド区別ができているだろうか?
住宅展示場に行けば、大手各社の豪奢なモデルハウスが鈴なりに並んでいる。
ネットでググれば、何百・何千という住宅企業の情報が一気にドッと押し寄せる。

消費者が企業のブランドやメッセージを認識区別できる以前に、情報の波に溺れてしまう。
とてつもなく広大な展示場やショールームを歩き回るだけで、余計に分からなくなる。


結局、どこの住宅もそう変わりない…とすれば。
マーケティングの原則上、コモディティ化すれば価格競争に突入するしかありません。


専門家の彼と話した結論は、このコモディティ戦争から頭一つ抜け出したところが
おそらく消費税駆け込み需要の引き波後、組織縮小することなく生きながらえるのではないか?という共通見解に至りました。


日々住宅関連事業に携わっておられる皆様はどうお考えになるでしょうか?

今の住宅関連企業は私が拝見する限り、この中期的視点に立った社内議論が決定的に不足しているように感じます。

そうしたブレーンストーミングの一助になるようであれば、どうぞお気軽にお声かけください。まずはこうした腹を割ったざっくばらんなブレストの場を持つことから、全てが始まるように思います。
http://www.mh-kawana.com/consulting/